柔らかいのはどっち？「Exel」と「XONE バイフェイズ」を徹底比較！

テニスラケットのパフォーマンスを最大限に引き出すためには、適切なストリングス選びが重要です。

今回は、柔らかさとナチュラルな打感にこだわるプレイヤーに向けて、バボラの「Exel」とテクニファイバーの「XONE バイフェイズ」を徹底比較しました。

この2つの人気ストリングスを、実際の打球感や計測データをもとに解説し、どちらがより「柔らかい」か、「ナチュラルに近い」かをご紹介します。

比較ストリングスの概要

まずは両ストリングスの概要を見てみましょう。

バボラの「Exel」は、ナイロン素材をベースにポリウレタンコーティングが施されたストリングスで、非常に柔らかく、反発性も高い特徴があります。

一方、テクニファイバーの「XONE バイフェイズ」は、同じくナイロンベースながら、独自のポリウレタン加工が施され、優れたスピン性能とパワーを発揮します。

実際に打ってみた際のデータを基に、両者を比較してみました。

両者のスピードに大きな差は見られませんでしたが、XONE バイフェイズの方が若干の伸びが感じられました。

XONE バイフェイズがスピン量で優勢。

特にスピンをかけやすいコーティングが施されており、強い回転を生み出しやすい結果となりました。

Exelは非常に柔らかく、ボールがしっかりとラケットに「食い込む」感覚が得られます。

一方、XONE バイフェイズは柔らかさの中にも芯があり、弾き感が強く、より攻撃的なプレーに向いています。

両者は似た特性を持ちながら、使用感には微妙な違いがあります。

それぞれの特徴を活かせるプレイヤー像を考えてみましょう。

バボラの「Exel」とテクニファイバーの「XONE バイフェイズ」は、どちらも高品質なナイロンストリングスですが、選ぶべきポイントは「柔らかさ重視」か「スピンとパワー重視」かにかかっています。

どちらを選んでも満足度の高いプレイが期待できるので、自分のプレイスタイルやラケットに合ったストリングスを見つけて、テニスをさらに楽しみましょう。